瀬戸内国際芸術祭へすべりこむ

木津川アートの準備の見通しが、ようやく見えてきて、行くならこの日がリミットだった10/27の夕刻、神戸三宮から高速バスに乗り高松へ。
大阪からではないのは、バスに乗ってる時間が短くて済むからだ。

前日に予約したビジネスホテルは、もともとツインのシングルユースだったけど、エキストラベッドが入っていて、三つもベッドがあり、どのベッドを使って良いのか迷った。

前売りパスポートを買っていたのは、買っていたら観に行く努力をするだろうと思ったから。行ったことがない犬島や直島に行きたかったし、実家のある広島と、住んでいる大阪の間のエリア。帰省の途中に行けると思っていたからだ。

しかし、真夏は暑く動けなく、九月は東で写真展。十月初めに広島から大阪へ戻る途中に寄るつもりが、風邪でダウンしてまっすぐ大阪へ帰ってしまった。
その後は木津川アートの準備準備。そして残りあと四日になって、ようやく観に行く事ができたのだ。

予習はしてなくて、ホテルで行きたい島と観たい場所を調べた。丸一日しかないから、直島と犬島は諦めた。

朝になって行動開始。まずはパスポートの引き換えをして、大島行きツアー整理券をもらった。普段なかなか入る事のできない島。ここに行く事が大切なんじゃないだろうかと眠る前に思ったから。

一時間だけのツアーで高松へ戻って、女木島行きのチケットを買い乗船。女木島に着いてから、人の流れに付いて行って洞窟行きのバスチケットを買い洞窟へ。下調べしてなくても、何とかなるものだ。

女木島は、とても良かった。ひとつの会場だけ探せなくて時間切れになったけれど、ほとんどの会場を周ることができた。

女木島から男木島へ。男木島に着いて次の船のチケットを買ってしまった。これが今回の後悔。欲張らずにゆっくり観てまわるべきだった。男木島も良い島だった。駆け足で混んでない所だけ周ったなんて、ちゃんと観たとは言えないけど、石垣だらけの坂道。アートがなくても島そのものがアートのようだった。

男木島から豊島へ。ここはもうバスに乗って会場に行く時間もなくて、高松へ戻る高速船までのんびりするはずだった。でも、のんびりし過ぎてしまって、高速船のチケットを買う列に並ぶのが遅くなって乗れず、小豆島経由で高松へ戻る事になった。

フェリーまでの時間、港付近の会場を観て、お昼ごはんを食べそこねてたから軽く食事もできたから、高速船に乗れなかったのは良しとしよう。

20:30頃に高松港に戻った時には、高松に住む友人が迎えにきてくれていた。大好きなumieに行って閉店まで良い時間を過ごし、0:55発のジャンボフェリーに乗り、神戸に戻った。

また近いうちに島々に行きたいと思ってる。